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得楽質舗(トク・ラク・シチ・ホ)- 大阪質屋協同組合

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2015/02/18

SHICHIMAGA Vol.11
「ブランドことはじめ」~その3

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新旧問わずブランドの歴史や人気商品等を紹介。

【ロンシャン】
LONGCHAMP

 品質の高さ、使いやすさなどから、パリジェンヌのデイリーバックとして絶大な人気があるブランドです。1948年、ジャン・キャスグランによってフランスのパリで創業、最初はたばこパイプの制作からスタートしました。

 1970年代にナイロンの折り畳みバッグ『エクストラ・バッグ』を発表し、大成功を収めます。

 1993年には『プリアージュ』と『ロゾ』を発表します。『プリアージュ』はロシア皮とナイロンを組み合わせた折り畳み式バッグで、機能性と耐久性を兼ね備えた画期的な製品であり、ロンシャンにとってトレードマークともいえる商品ラインになっています。

 その後は色々なアーティストとのコラボレーションを経て、現在に向けて進化してきました。

 日本には1999年に初めての路面店『ロンシャン銀座本店』を出店、2002年には青山に『ロンシャン表参道店』をオープンしました。

 2015年は『プリアージュ』をリニューアルさせた『ル・プリアージュ・エリタージュ』がブレイクしそうです。

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【イヴ・サンローラン】
Yves Saint Laurent

17歳でデザインしたカクテルドレスが最優秀賞を受賞、早熟の天才『サン・ローラン』がスタートさせたブランド。 なんと、その翌年には『ヴォーグ』誌の編集長の推薦により、『ディオール』のメゾンに迎えられます。

1957年のディオールの急死を受け、若干21歳でディオールの後継者に任命された『サン・ローラン』は、初のコレクションでも大成功を収めました。 しかし、1960年にアルジェリア戦争に召集、2年後パリに戻ってきた彼は事実上の解雇となります。 その後、PR担当だったピエール・ベルジュと組んで独立し『イブ・サンローラン』を創業します。

バレンシアガを意識したニューモードは好評を呼び、『イブ・サンローラン・リヴ・ゴーシュ』の1号店をパリ左岸に開きました。 その後は、新しいスタイルを次々と誕生させ、モードの帝王と呼ばれるまでになり、2002年に引退、2008年にこの世を去りました。

現在はエディ・スリマンがクリエイティブ・ディレクターを務め、アパレル系商品(服、バッグ・靴、アクセサリーなど)の「イヴ・サンローラン(リヴ・ゴーシュ)」と、コスメ・香水分野の「イヴ・サンローラン・ボーテ」に分けて商品を展開しています。 2013年春夏よりアパレル系商品のライン名はサン・ローラン・パリ(サン・ローラン)へと改称され、ロゴのビジュアルも一新しました。 国内では一度は人気が落ちたブランドですが、最近では鮮やかなカラーや使いやすい形が人気を呼んでいます。

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【アンテプリマ】
ANTEPRIMA

1993年、荻野いづみをデザイナーに擁し設立、『デビュー前』という意味を持つバッグとシューズのブランド『アンテプリマ』。
当初はショップの名前でしたが、後にブランドの名前と改名されます。

荻野いずみの夫・荻野正明が経営しているフェニックスグループは『プラダ』とアジアでの販売代理店契約を交わしていた関係から、ブランドのスタート時にはプラダの協力を得ることに成功しています。

1998年には日本人女性として初めてミラノコレクションに正式参加、以後はミラノコレクションで作品を発表していきます。 同じ年に発表した『ワイヤーバッグ』は人気を博します。

ワイヤーバッグは、輝くポリステルシートから作られたPVCコードという素材を主に使用し、手編みと同じような手法で仕立て上げます。 多彩なカラーバリエーションときらきら光る上品な輝きは、他のブランドにはない独自の風合いを醸し出します。 2002年に青山に旗艦店をオープン、現在全世界に約90店舗を展開中。

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【ボッテガ・ヴェネタ】
BOTTEGA VENETA

やわらかく上質なレザーで編み上げた『イントレチャート』がトレードマーク。
1966年、イタリア・ヴィチェンツァの丘陵地帯でモルテド夫妻が創立しました。

ボッテガ(工房)の名の通り、手作業で滑らかななめし革の革紐を用いた編みこみ製品『イントレチャート』が有名です。 2001年にはグッチが78%の株を取得し、グッチ・グループ傘下(現ケリンググループ)に入り、クリエイティブ・ディレクターにエルメスのデザイナー経験があるドイツ生まれのオーストリア人、トーマス・マイヤーを迎えました。彼は伝統ある職人の技術と斬新な発想でボッテガ・ヴェネタを急成長させました。

日本では1974年アオイが輸入販売を開始。 その後、2001年にボッテガ・ヴェネタ・ジャパンが設立され、商品を展開するようになりました。 光沢のある新『イントレチャート』、ピラミッド型のショルダーバッグは現在でも人気です。 現在は知名度も向上し、百貨店の一流ブランドと肩を並べる存在にまで成長しています。

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※尚、ここでご紹介したブランドの取り扱いの有無、査定金額等については各質店によって異なりますので、詳細は各店にお問い合わせください。

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