大阪府公安委員会許可
第621110901080号
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> 阪神優勝座談会
なにせ、20年にいっぺんのことやさかいに。それに、業報でこんな記事めったに見られまへんで。えっ、別に見とうないわい、やて。そんなキツイこと言わんと。頼みますわ。ほなら、いきまっせー。
わー、どないしょ。阪神タイガースがセ・リーグで優勝してしもた。甲子園にも行ったし、道頓堀にも行ったし、優勝グッズもようけ買うた。けどなんかもの足らん。やっぱりここは、ファン同士で、優勝の話題をさかなに、ぱーっと盛り上がろやおまへんか。
ちゅうことで、今回は、阪神ファンによる「あの感動をもう一度」対談です。よその球団のファンの方、野球にまったく興味のない方、ホンマにすんません。ワシらだけ勝手に盛り上がって。けど、どうか堪忍してやってください。
阪神ファンになったきっかけは?ファン暦は?
A「僕は、仲のいい友達の影響で、小学校2年ぐらいから阪急ファンでした。ホームランボールを捕ろうと思って、グローブ持って西宮球場に行ったん覚えてますわ」
B「それが何で阪神に…」
A「高校野球を見るようになって、なんか知らんうちに、だんだんと弱いチームが応援したくなってきたんですわ。それで阪神に」
C「僕も最初は巨人ファンでしてん」
全員「えっ」(驚く)
C「それがね、中学の時にプロ野球チップスいうお菓子を買うて、その中に山本和行選手のカードが入ってたんです。その直後に甲子園へ行って、実際の山本選手にサインをもらったんです。その時からファンになりました」
E「巨人ファンから阪神ファンに転向する人って意外に多いんですわ」
A「阪神ファンから巨人ファンになる人は絶対にいない」
C「その後、高校に入って、甲子園で売り子のバイトをやりましてん。選手のサインをもらっては、友達に売ってました」
B「そのころから商売上手やな」(笑い)
C「阪神の選手はやさしいから結構サインをしてくれるんです。一番好きな選手は佐野選手です。すごいやさしかったなあ」
E「それではまったんや」
C「はまりましたね。阪神一筋ですわ。それはそうと、うちの近所に石毛投手が住んでますねん。市場にタコ焼き買いに行ったら、子供連れの石毛が隣におる。めちゃでかいから、すぐわかりますねん」
B「僕も高校の時に甲子園でバイトしてました。そのころ掛布選手が入って2年目ぐらいかな。まだ1軍半的な存在でしたね。ちょうど彼の母校の習志野高校が夏の甲子園で優勝した時でして、掛布に『おめでとうございます。ご感想は』と聞いたけど、うつむいて返事がなかった。気の弱い人やなあ、プロでやっていけるんかなあ、と思てた。まさか、あんなスター選手になるとは・・・・・・」
E「掛布は現役時代あんまりしゃべりませんでしたもんね。ほかに思い出の選手は?」
B「遠井吾郎さんですね。遠井選手は自転車で甲子園に来ててね、試合が終わって帰り際に、自転車のタイヤが溝にはまって抜けんようになりましてん。僕と友達が手伝ってあげて、やっとタイヤが抜けた。『ありがとうな』と喜んでくれてね。後藤(和昭)選手と2人乗りで帰らはりましたわ。あと、田淵選手も優しかったなあ」
A「なぜ阪神ファンに?」
B「父の影響ですね。9歳から。気が付いたらトラでした」
D「僕も親父が阪神ファンでした。サンテレビが毎日かかってて、親父に洗脳されましたね。85年の優勝の時は、月末で忙しい時やのに、親父は日本シリーズに行くんですよ。うらやましかったな」
E「僕ね、父親が近鉄ファンで、小学生のころ甲子園にオールスター戦を見に行ったんですよ。いつも行っている日生球場に比べて、ごっつうデカイでしょ。それで感激してファンになりました」
-----------阪神の魅力は?---------
A「タイガースファンは、挫折した人が多いのと違うかなー。阪神イコール弱い。弱いというのが最大の魅力ですね。共感する部分がある。だから、もし来年V2でもしたら、僕は阪神ファンを辞めますね」
C「確かに常勝軍団というのは魅力がない」。
B「でも、ホンマにファンを辞めれる」
A「いや・・・・・・。V3したらかな・・・。まあV2の内容によりますね。巨人のように、他球団の主力選手を金で取るような補強をするようなら、ファンを辞めます。勝つためなら何でもするというのはイヤですからね。基本的には連覇してほしくない」
D「僕は連覇して欲しいんですよ。ここ何年か連覇したチームはないじゃないですか。そこまで成長したんだぞ、というのを見せて欲しい」
B「今年は日本シリーズに負けるんです。勝ってしまうと来年から星野監督の目標がなくなるでしょう。今年負けて、来年も『よっしゃ、やるぞ』とカツを入れる」
E「確かに。日本一になるとあとがなくなるもんな」
B「阪神って弱いだけやなく、なんか、間が抜けているでしょ。それがオモロイ。熱狂的でムキになるのを嫌い、一歩引いて冷静に相手を見てしまうという大阪人の気質に合うてるのと違うかなあ。巨人みたいに欠食児童のように勝つことにガツガツせず、ほんわか、のんびりと野球をしてる姿が好きですね。あの弱さ、情けなさが都会的ですよ」
D「僕は小学校の時にソフトボールをしてたんです。ものすごい弱いチームで、常に1回戦負け。6年の時に初めて準優勝したんですわ。そのころから、『弱いけど頑張るぞ』という気持ちが好きでした。だから阪神が好きに・・・・・・」
A「やっぱり、阪神の持つカラーというか空気が、それぞれの体質に合うたんやね」
C「巨人って絶対に勝たなアカンっていうのがあるでしょ。あれがものすごいイヤ」
E「やっぱりみんな強いのが嫌いなんやなあ」
B「僕は巨人の権威主義、エリート主義丸出しのところが大嫌いですね。自分らが一番えらいと思ってるから、他への思いやりなんかまったくなく、とにかく自分らさえ良ければいいと思ってる。その自己中心的態度、傲慢さにはすごく腹が立ちますね」
A「野球というのは楽しむもんですよね、それが巨人のように“勝て、勝て、勝たねば”なんて野球はまったく面白くない。結局、巨人の勝利なんて、親会社の新聞の発行部数を伸ばすため、テレビの視聴率を上げるための手段であって、そう思うと何だかファンがかわいそうですね」
C「それにしても阪神は魅力的やね。夢中にさせる何かがある」
D「試合がない日はすごく寂しいもんなあ」
C「阪神ファンにとって、オフの秋冬は地獄やもんなあ」
A「来年は『キャンプ一回行きたいねんツアー』を組もう」
E「阪神ファンもおもしろくて、魅力ありますねえ」
C「よそ(他球団)に移った元阪神の選手にも、温かい応援を送り続けますしねえ」
D「ファン同士の連帯感はすごいなあ。一体化しているもん。巨人とかやったら、優勝しても、見知らぬファン同士がワーッと抱き合ったりしませんもんね」
A「阪神ファン同士やったら、初対面でも『やったー』言うて、握手したり抱き合ったりしてはしゃぐもんね」
B「ほかのチームのファンに比べて、阪神ファンは密度が濃いもんなー。ファン全体の中で熱狂的ファンが占める割合が高い。というか病的で狂信的なファンが多いもんな。ファンの濃さ、熱狂度という点では、恐らく日本一やろね」
A「あんまり弱いもんやから、『俺が頑張って応援せんと、阪神はアカンようになる』と、ファンの力の入れ方が普通やないもんなあ」
---------阪神の思い出について---------
A「やはり85年の掛布選手ですね」
B「何でそんなに掛布が好きなん?」
A「ドラフト6位で入団して、努力の結果、若くしてサードのポジションと4番の座をつかんだ。85年の神宮球場での優勝戦。途中まで負けてたんですが(結局、同点で優勝)。試合後『僕は絶対勝てると思ってた。最低引き分けになると思ってた』と言ってたのが印象的でしたね。それとオールスターゲームで、パ・リーグを代表する超一流の3投手から、3打席連続ホームランを打ったもんなあ。
掛布が2軍に落ちた事があったんですよ、スランプで。そして復帰第一戦の相手がヤクルトで、先発ピッチャーが、大の苦手としていた梶間ですわ。その初球を見事にライトスタンドにホームラン。復帰後の初球ですよ」
B「僕の場合、特定の選手のファンというより、阪神のチームそのもの、全選手が好きなんで、たとえ巨人から移籍して来ようが、その人は好きですね」
E「僕が忘れられないのは、92年の八木の幻のホームラン。92年言うたら、めっちゃオモロかった。今よりオモロかった」
C「広島戦で新庄がサヨナラホームラン打ったりね」
D「結果的に2位やったから燃えたんですよ」
E「感情を表に出さない中村監督が燃えたもんなあ」
B「僕はやっぱりね73年のあと1勝ですね。あの年の巨人戦で、池田選手が外野フライを追いかけて転倒して、サヨナラ負け・・・・・・。当時はテレビ放送がなく、朝日放送のラジオを部屋で一人で聞いてて、『阪神は神様に見捨てられてるのか』と思ったのを覚えてますわ。
それで、あと1つ勝ったら優勝で、残り2試合。名古屋での中日戦で、江夏と星野(現・阪神監督)が先発ですわ。星野は『阪神に優勝させたろ』と、ど真ん中にボールを投げても、ガチガチになった阪神のバッターはぜんぜん打てない。それで結局負けてしもた。そして翌日の巨人戦はボロ負けで、結局巨人の優勝です。ものすごう悔しかったなあ」
E「語り草ですね」
B「あれはトラウマとして残ってますね。まさか……と。人生の全てを裏切られたような・・・。ホンマに情けないチームや。そやけど、あれから余計に応援に熱が入ったなあ」
D「僕が同じように思ったのは、92年ですわ」
E「あーっ、あの時もそうやったな。絶対優勝や思てたのに。もうちょっとやったな」
-------どの時点で阪神の優勝を確信しましたか?---------
C「僕は、開幕戦で横浜に負けたときに確信しました。あの試合で、『どや、こらっ』っていう今岡の吠えた顔みました?これは今年はいけるぞと思いました。いままでの今岡でない今岡がおった」
A「優勝した日のマジック1になった瞬間やね」
B「85年のときは最後のアウトの瞬間まで信じれらへんかった。今年はまだましや、こんだけ余裕があったもん」
--------優勝の時って泣きました?---------
(全員が)「泣きました」「号泣しました」
A「特に今岡の涙には僕も・・・・。野村(前監督)にほされた時代もあったからね・・・・・・」
C「18年前は『阪神が優勝したら坊主にするから』と公約して、ほんまに坊主にしました。さすがに道頓堀には飛び込みませんでしたけどね」
B「85年の時も号泣したな。73年の事があったから、阪神というチームは絶対に優勝できないんや、と思ってましたからね。ほんまに信じられへんかった」
C「年とったからかなー。ものすごう泣きましたわ」
B「涙が止まれへんかった。一緒に見てた中学生の息子もずっと泣いてた」
A「中学生で泣くなんて、すごいなあ」
B「普段の試合でも泣きよる」
A「優勝した瞬間は泣けへんかったけど、チャンピオンフラッグを持って全員がグラウンドを一周した時は泣きましたね」
E「今までの思い出が頭を駆けめぐって・・・・・・」
C「僕は、マジック1の試合で、星野が(サヨナラ打を打った)赤星を抱擁したときに泣きました」
D「ビールかけする時、星野監督の亡くなった奥さんの写真を見て泣いた」
B「今でもビデオ見るたびに涙が出てきます」
………今年の思い出の試合は---------
A「巨人戦で、下柳が清原を三振に取った試合。セリーグの選手が『下柳は大したことない』と、なめてたところがあったと思うんですよ。でも下柳はすごい研究してた」
E「巨人戦は今年面白かったな。福井が落球したやろ、その後の怒涛の攻撃。あれはホンマに印象に残ってるな」
D「僕は横浜戦での矢野のサヨナラ3塁打ですね。あの時は車を運転中で、ラジオで試合を聞いてましてん。頭の中でイメージがふくれあがってね・・・・・・。うれしくてクラクションをめちゃめちゃ鳴らしましたよ」
A「変な暴走族や」(笑い)
E「久慈が復帰してきた時も感動したなあ。『やっと阪神に帰ってきたぞ』とね」
C「僕はあの広島戦。8回の裏に7点取って6点差を大逆転。もう負けやと思ってた。ピッチャーがゴロをはじいてね。運も含めて、あの時は強いなあーと思った」
E「それと、優勝直前の神宮での引き分け試合。85年もそやけど、神宮とトラは引き分けの因縁があるのんかと思ったなあ」
A「ほんで、優勝が決まった日の広島戦で片岡が同点ホームランを打ったやんか。あれが掛布とダブってね」
C「僕は阪神の試合は見れないんです」
D「例年の、いつものポジションにいてたら、安心して見てられる」
C「阪神が首位におるでしょ、だから恐くて見れないんですわ。ずるずると落ちてくるんと違うやろか、と思ってね」
A「今年に限って俺が見ると負けるねん。テレビをつけた瞬間に逆転ホームランを打たれるとか……。オープン戦で井川が好投してて負けちゃった。それがショックやね。ずっと尾を引いてる。だから今年は甲子園にも行かず、あまりテレビも見ず……」
B「僕は今年だけで13回行って、すべて勝ってます」
E「うらやましい。今年は甲子園の勝率がええからなあ」
----------さあ、MVPはだれでしょう?(この記事が出るころには決まってるはず)---------
B「せーので言いましょう」
(全員がいっせいに)「金本」「矢野」「猿木チーフトレーナー」
B「なぜ君だけ猿木チーフトレーナーなんだよ?」
E「今年の阪神の強さは、けが人が非常に少なかったからだと思うんですよ。ですから猿木チーフトレーナーが陰のMVPですわ」
C「なるほど。気持ちはよくわかるけど、対象外やな」
B「金本は阪神の他の選手へ刺激を与えたし、相手ピッチャーへプレッシャーを与えたいう意味では、ものすごい大きな存在やと思う。しかも全試合、全イニング出場を果たした。けど彼は広島でも主軸打者で陽の当たるところにおった。その点、矢野は今まであんまり陽が当たってない。キャッチャーというのは大変な苦労やしな」
C「去年、矢野の怪我でガタガタになったでしょう。今年はやっぱり矢野がピッチャーを支えたのが大きい」
E「金本は自分を犠牲にしてチームに貢献した」
D「金本は広島で4番を打ってたほどの強打者ですが、赤星に盗塁王を、浜中に打点王を取らせてやろうという気持ちでやってきた。金本がいるお蔭で、打線が非常に強力につながっている。それと金本の全試合出場というのは、他の選手の見本にもなる。やっぱり引っ張っているのは金本じゃないかなあ」
A「前半戦のスタートダッシュの原動力は赤星と金本ですよ。開幕から1ヶ月ぐらいの間、この2,3番コンビの活躍で得点できたようなもん。金本のチームバッティングはたいしたもんですよ」
---------それでは来年の予想を---------
D「来年は優勝です」
C「Aクラスは間違いないと思います。願望を込めて優勝してほしい」
B「僕は心情的に、広島か横浜に優勝してもらいたいな」
A「来年は中日で決まりやね」
B「中日は投手陣がすごいからな。7回ぐらいまでリードされたらしんどいもんな」
E「基本的に中日、ヤクルトの線」
A「阪神は4位」
E「Bクラスやな」
A「横一線やね。ヤクルトは古田次第、中日は4番を中心とした打線次第」
B「阪神も含めて補強次第やな」
---------阪神ファンというのはジンクスをかつぐ人が多いと聞きますが、
それぞれジンクスってありますか。---------
B「昔、ラジオで中継聞く時は、必ず1人で部屋に閉じこもって聞いてました。人と一緒に聞くと負けるんですわ。
それと、阪神のバッターがチャンスで打つ時、それにピッチャーがピンチに投げる時、息を止めてテレビ画面を凝視します。投球モーションに入る前から1球ごとに息を止めるんですけど、サインがなかなか決まれへん時とかけん制球投げる時なんかは、苦しくて真っ赤な顔で死にそうになるんですわ」
C「効果はあるんですか」
B「けっこうね。これで阪神がヒット打ったり、相手チームから三振でも取ったりしたら、ますます真剣に息を止めなアカン」
C「それは一種の念力やね」
A「僕も息を止めてました。ずっと正座をして、投球動作にお入る前から、息を止めて、祈りを込めます」
B「おお、同じことするアホの同志がおった」
E「ヒット打つまで息を止めてたら、死んでしまう」(笑い)
D「僕は、阪神の弱いころ、阪神戦のテレビでコマーシャルの時、巨人戦にチャンネルを替えるんです。そして、もういっぺんチャンネルを戻したら阪神が点を取る、というジンクスがありましたね」
A「ピンチの時に相手のヒッティングマーチがガンガン聞こえてくるやんか。例えば巨人戦なら、二岡がバッターボックスに入ってる時、〜〜なんとか二岡〜〜って巨人ファンが叫ぶやん。その二岡のところを、阪神の投げてるピッチャーの名前に置き換えて心の中で叫ぶんです。〜〜なんとか井川〜〜とかね」
B「うちの子供は、阪神がチャンスの時に、必ず小林旭の『自動車ショー歌』をかけよる。そしたらホンマに打ちよる。特に、〜〜セドリック〜〜のフレーズでよく打つんですよ。だからリプレイでそこばっかりかける(笑い)。9月ごろから安心したのか、あんまりかけんようになって、それからあんまり勝たんようになった」
A「ジンクスで悩む時があるね。1日振り返って、『今日は、これをしたから勝った。これをしたから負けた。あれがまずかった。反省』とかね。」
B「家にね阪神神社があるんですよ。トラッキーとか各種グッズを、神様と一緒に祭ってるんです。この神社に毎日拝む。拝む時にね、神社の方へ身体がグングンと引き寄せられたら、阪神の調子のいい時ですね。引きが弱い時は調子悪い時やね」
D「それって、占いの世界ですやん」
B「この神社のお供えものも大事でね。ある店の栗まんじゅうをお供えすると効果大ですね。大事な試合でお供え物を忘れたら、案の定負けた。甲子園に行く時は必ずお供えものをする。だから今年は甲子園では全勝ですね。
まだあるんですよ、飼っている犬を触ってたら、チャンスで打つし、ピンチで抑える。だからチャンスやピンチではずっと触ってる。犬はえらい迷惑ですわ。動こうものなら、『じっとしとけ』と僕に押さえ込まれる」
C「例えばね、足を組んでる時にヒットを打つでしょ、そしたら試合中ずっと足を組む。効果のあった姿勢を試合中ずっと維持するわけです」
E「北杜夫さんの言う、いわゆるヨガのポーズでの応援」
C「そう、そう」
B「この下着をはくと縁起がいいとか悪いとかもある」
A「でもね、こういうこと大っぴらに言ってしまうのも怖い。人に言うことでジンクスの効果が薄れるんやないか、と不安になる。自分だけの秘密にしておきたいなあ」
E「でも、阪神ファンはほんまアホやね。勝ったら『俺のお蔭や、俺がこうしたから』となるし、負けても『俺のせいや。俺がこうしたから』となるもんなあ」
D「実際はそんなもんほとんど関係ないですよね。ジンクスだけで勝つなら、選手なんかいらんもん。選手を全然信用してへんわけや」(笑い)
B「そやけど、阪神のためなら命でも捧げるという奴もいるもんなあ。趣味やなくて阪神が生活の一部、いや、すべてという人が結構いる」
C「優勝の時のファンの涙を見ましたか。あれを見ただけで泣けてくる」
A「ほんまやなあ。関係ない人が見てたら狂ってるとしか思わんやろね。理解できんと思うわ。まるで宗教ですよ」
B「でも、阪神ファンって、それだけ単純で純粋ということと違うかなあ。かわいらしいもんですよ」
(全員)「ほんま、ほんま。とにかく来年も応援がんばりましょう」