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地球環境
産業革命から約250年、この間に地球環境は過去数十万年の変化を圧倒的に超えた。ここ50年だけをみても何か変だと肌で感じられていると思う。今すぐ環境負荷を0にしても、今後数十年は今より悪くなると言われている。知らないうちに人類はパンドラの箱を開けてしまったのかもしれない。
原因は自由主義的無責任、資本主義的経済活動、持続的な経済成長などが美徳とされ、多消費社会を奨励した結果、フロンガスによるオゾン層の破壊や二酸化炭素の増大による地球温暖化とされている。
過去数百万年を除いてそれ以前の地球の気候はたえず激しく変動していた。今は珍しく変動の少ない時期なのである。たまたまこの時期に遭遇した人類は絶滅を免れ、好環境ゆえまれに見る発達を遂げた。しかし産業革命以後、地球時間ではきわめて短い期間に、人類が招いた環境の劇的変化は人類の存続すら脅かしかねない。台風の大型化、四季の温度変化の増大、頻発する集中豪雨、今までの経験則を越えた異常気象など、人類は安寧にして生き延びることが出来るだろうか。すでに温暖化による細菌の異常繁殖、海水面の上昇などが現実の問題として懸念されている。
木星の大赤斑は時速数百キロで左巻きに渦巻き、土星の気温は最高30度前後から零下180度。火星の気温は最高気温零下30度、日の出頃が最低の零下80度、など地球とは比べ物にならないほどドラスティックな気象である。近い将来、地球は火星や木星、土星のような人類にとって過酷な自然が待っているのかもしれない。

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