| 地球の地軸
地軸23.5度、地球の傾きである。ピラミッドの石室まで届くはずの日の出が、今は1m手前までしか届かない。5千年前には届いていたはずなのだが。傾きが変わったのだ。5千年前は23度。0.5度余計に傾いてしまった。千年に0.1度の変化だ。定説では太陽の磁場、公転などさまざまな影響で地軸が揺らいでいるとされている。一定ではないのだ。傾いているおかげで地球には四季が生まれ、変化に富んだ美しい地球を生み出しているのだが、傾きの揺らぎはその四季にも影響を与え、一説には温暖化とも関係しているという、うがった説もある。
千年に0.1度は、単純には1万年に1度、90万年に90度になる計算だが、現実には揺らぎであるため、ゆらゆらと行ったりきたりでどこまでも傾いていくわけではない。一定の動きではなく、ぐるっと南北に回転するものでもないとされている。
しかし、違った学説を唱える学者もいる。古来地球は南北に緩やかに回転しているとする説で、古代の地表の氷を調べると説明できるとしている。地軸が真横になったり、南北が入れ替わって逆さまになったりすることだが、異端な説とされている。もしこの説通りであれば、90度回転で、1年のうち何日かは日本でもまったく太陽の出ない日や白夜の日が現れる。また180度回転では南極が北極に、北極が南極に、磁石の南北もさかさまになる。
あなたは真横になった地球を想像できるだろうか。1日に冬と夏がいっぺんに来るかもしれないことを。

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