| ビッグバン
これから皆さんを宇宙の深遠にお連れしましょう。
今から150億年ほど前、無の世界から突然大爆発が起こり、現宇宙が誕生しました。その後も現在まで宇宙は光速で膨張し続けていますが、逆に過去にさかのぼれば、どこかで1点に集まることになり、そこがビッグバンだと言われています。
ビッグバンは無から有が生まれたとされていますが、それ自体想像が出来ません。われわれが知っている物理の法則が当てはまるのは、ビッグバンから約3分経ってからで、その時が現宇宙のおおもとが生まれた瞬間です。
ビッグバン直後は「物質」と「反物質」が生まれ、対消滅していましたが、バランスがわずかに崩れ、物質世界が現れました。原子核の結合で1000億度(絶対温度)という超高温の状態から冷えて、約30万年後の温度は4000度〜3000度まで下がりました。この時に現在の物質の元になるさまざまな元素が生み出されて現在の環境に整ってきました。
光速で膨張しているといわれている宇宙の果てを見ることが出来れば、そこはまさにビッグバンの世界です。膨張している先端の光を捉えることができれば現在の過去の映像が同時に見えるはずですが、残念ながらまだ誰も見ていません。
ビッグバン直後に発せられた光は、10万年後に電磁波になり、現在は背景放射と言われています。TVの空きチャンネルに「ザー」という音とともに映るチラチラした画面がその証拠で、天空のあらゆる方向から来るマイクロ波として観測されています。

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