火星の大気
地球の生物を保護する大気。その中でもオゾンはきわめて重要なものです。その厚みは数ミリバールと薄く、紫外線の強弱で自然に増減する
メカニズムになっています。もし破壊されれば地球上の生物は全て消滅するでしょう。
かつて火星には短い時期ではあるが濃密な大気があったといわれていますが、今はほんわずか5〜9ミリバール程度です。無くなった原因は、
主に太陽からの距離によるところが大きく、噴火などによる大気の発生時間が短いのと、地球より弱い重力のため大気を捉えることが
出来ずに宇宙空間に逃してしまったと推測されています。現在地球上ではフロンによるオゾン層の破壊が問題となっていますが、もし破壊されれば
動物はガンなどに脅かされたり、植物は種子を作ることが出来なくなったりして次世代を残せません。全生物は衰退し、酸素の補給が途絶え、
ひいては地球上の大気の組成が変化する影響で、大気の宇宙への放出が始まると言われています。
ひとたびフロンによりオゾンが壊れると、容易には壊れないフロンの性質から、事態は加速度的な変化をもたらし、今後数百年のうちに破滅へ
向かうとされています。 今、アメリカの火星探査機「スピリット」は盛んに火星の映像を送ってきていますが、もしかしたら近未来の地球の姿かもしれません。

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