大阪から車で約3時間。福知山から山間を走り、着いたのは但馬の小京都「出石(いずし)」。
車を町役場の駐車場に止め、眼の前にある出石城跡をスルっと散策すると、お腹も鳴る時間。町役場の隣にそびえ立つ「辰鼓楼」から昼を告げる太鼓の音?が聞こえてくる。
出石は城下町。小さな町並みであるがその風情をみつめ、凛とした佇まいにひたる。町のあちこちにある歴史の跡が、遥か昔の情景を思い浮かばせてくれる。
周りを見渡すと「皿そば」の文字が。そう、出石はそばが名物であった。なぜ出石がそばの名産地なのかと調べると、宝永三年(1706年)に信州上田の仙石政明がお国替えの際、伴ってきた職人の技によって磨かれたといわれている。
伝統の「3たて」(挽きたて・打ちたて・茹がきたて)製法による素朴な風味が特徴の「そば」である。ざるそばの体裁なのであるが、ざるではなく陶磁器の皿に少量づつ盛られ、1人前3〜5皿に分けられて出てくる。なんとも素朴な味。うまいというよりいくらでもお腹に入っていく?やはり美味しいのだ
|